皆様ご機嫌よう。アリスです。

花の都パリでオリンピックが開催されてます。
開会式は残念ながら、チラ見で終わりましたが
ネットを見て話題になったのが

マリー・アントワネットの首の演出。

フランス革命の象徴だからでしょ。
しかし、マリーの存在はほとんどのフランス人は
関心が無く知らないフランス国民がほとんど。
マリーが有名になったのは、実は池田理代子氏の
ベルサイユのばら。
そうなんです！それまで、知らなかったんです。
フランスでベルサイユのばらのアニメが放送
されてからです。
だから、ほんの40年ぐらいしか経ってません。
池田理代子先生は偉大なり。

マリー・アントワネットの首の演出は今回が
初めてでは無く、実は上野の美術館でベルサイユ宮殿展が
開催された時にもありました。
ベルサイユ宮殿に飾られたマリーの巨体な肖像画は狭い
美術館では圧倒的な威圧感があります。
マリーの綺麗なヘアースタイルにはダチョウの羽根飾り。
ドレスのシルクの光沢の美しさは、まるで舞台女優の様な
美しさで、後ろに並んでみていた、当時60代ぐらいのマダムが発狂してました。

多分、同じ物を観ても、貴族側になる観客と飢えて
汚れたボロボロのドレスを着る側に分かれると
感じました。怒り狂ってるマダムは割と多かった。

さて、マリーを見続けて歩くと、首が消えたんです！
これは、マリーのゴーストの仕業か？
マリーのゴーストはプチトリアノンで出るのは
有名です。
ゴースト？一瞬思いましたが、美術館側の演出でした。
わたくしは、あまり好きではありませんが、再び
パリでこの演出をするとは！

さて、本日のテーマのマリー・アントワネットの
首についてですが、そもそも死生観が日本と
欧米では異なり、死体はボディ。
ただの肉体です。
地下の共同墓地カタコンベにはフランス革命で亡くなった
人々のシャレコウベが飾られてます。
おびただしい数の頭蓋骨です。

カタコンべは地下の回路でもあるので、温度が夏でも
涼しいので、チーズの貯蔵庫にも使われてます。



ルティナ池袋　アリス